蕪村・呉春展

2008 早春展

 蕪村と呉春、逸翁・小林一三は、この二人を特に愛しました。そのため、当館の蕪村・呉春コレクションは世界一といわれています。特に呉春は池田に約8年間住んでいたこともあり、池田在住時代の作品を意欲的に収集しました。

当館は二〇〇八年四月より、新美術館建設に伴う移転のため、しばらくの間休館させていただく予定です。そのため、今回の早春展が、逸翁旧邸である、雅俗山荘(現・逸翁美術館)での最後の展覧会となり、その最後を飾るに相応しい蕪村・呉春の作品を展示いたします。

 与謝蕪村は、南宗画法を消化して、独自の様式を創造し、池大雅と並んで、日本南画の大成者と成りました。また、軽妙洒脱な俳画の世界を完成させ、自らも天下一と自負するほどでした。蕪村は俳人でもあり、その句は画人として名を成しただけに、極めて絵画的でした。

 呉春(松村月溪)は、蕪村に俳諧と絵画を共に師事し、師風をよく取り入れた南画や俳画を多く描きました。師の死後、池田から京都に住まいを移し、円山応挙の画風も加味して、詩情豊かな画風「四条派」を創り上げました。

 このたびの展示では、収蔵品の中より、蕪村と呉春、それぞれの優品を選りすぐって展示いたします。

当美術館「雅俗山荘」においての展示は今回が最後です。お見逃しなくご覧下さいませ。二〇〇九年秋に再びお目にかかります。ご期待下さい。

 開館期間  平成20年1月12日(土)〜3月2日(日)
 開館時間  午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
 休館日  毎週月曜日(ただし、1月14日、2月11日開館、1月15日、2月12日休館)
 入館料  一般 700円  大・高生 500円   中・小生  200円

 ※65歳以上シニア割引あり 550円
 ※各種割引カードあり。窓口にてお問い合わせください。
 逸翁忌  1月25日(金)受付午前10時〜午後3時
 
   
「逸翁忌懸釜」

     担当  裏千家 黒田宗光社中

  
       逸翁忌に関するお問い合わせ  п@
072−751−3865 まで
 講演会  2月9日(土)午後2時より
      「蕪村の芸術 −詞・書・画の融合−」
       逸翁美術館館長  岡田彰子氏

 ※午後1時より座席整理券配布
 その他  毎週土・日・祝日に即庵にて一服500円にて呈茶
  ※受付時間 午前11時〜午後3時
詳細な出品作品はこちらから